  組体操(日本語学校の演目)  
9年ぶりにチャレンジした組体操。9年前当時を経験している生徒はわずか1,2名で、ほとんどの生徒にとっては、初めて体験するだけでなく、初めて目にするものでした。
しかも、ただの組体操ではなく、『日本移民百周年』をテーマとし、日本移民にまつわるものを表現しました。
ブラジル学校の体育では、日本のような基礎体力作りを行わないので、子供達は腕や足の力・バランス感覚などが日本の子供に比べると弱いです。
組体操の練習の始めのころは、「できない」と言う子もいましたが、練習しているうちにすぐにできるようになりました。
日本語学校で週2日、体育で色々なことを行っている成果です。
ほとんどの生徒にとっては、初めての取り組む組体操だったので、心配なこともありましたが、練習期間中、ケガをすることもなく、ふてくされたり怒ったりする子もでず、みんな楽しそうに興味をもってやっていました。逆立ちができるようになったり、新たな運動能力を身につけた子もたくさんいました。
練習は体育の時間2回と1学期最後の週の毎日1時間という短い時間でしたが、この日は失敗する生徒もほとんど出ませんでした。そして、練習では砂で遊んだり話を聞いていなかったりして子供達もとても集中してやっており、これまでで一番のほんとーに素晴らしい出来でした。
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